【思考停止】FXでメンタル崩壊を防ぐたった一つの方法について|現役トレーダーが解説
元警察MASAです。
今回は、FXで「メンタル崩壊を防ぐ方法」について解説していきます。
FXでメンタルにかかわる問題として
- 損切りができない(損失を受け入れられない)
- チキン利確をする(出た利益を失いたくない)
- 損切りを取り戻そうと無茶なトレードをする
- 最終的には負けるのが怖くてエントリーできない
などがあります。
思い当たる節があります
自分もメンタル弱いです
私もですw
私は過去に含み損でメンタルが崩壊し、思考停止したことがあります。
その時は含み損を損切りすることもできずにただポジションを見守るだけで、資産を何百万と失った経験があります。
『 メンタル崩壊 = 資産を失う(退場) 』
と思ってもいいです。
メンタルを崩壊させないためにできる対策はするべきです。
本記事では、メンタルが崩壊を防ぐたった一つの方法を解説します。
メンタル崩壊を防ぐたった一つの方法
メンタル崩壊の原因3つ
メンタルは鍛えられるのか?
トレード技術に自信を持つ方法
目次
【結論】メンタルの崩壊を防ぐためには技術を磨く
そもそも私はトレード技術に自信があればメンタルは揺さぶられることはないと思っています。
つまりメンタルの崩壊を防ぐにはトレード技術を磨くのがいいという事です。
「メンタルが崩壊した」こうならないためにもFXは「メンタルを鍛える必要がある」と聞くことがありますが、私は違う考えです。
何かしら不安があるからメンタルが揺さぶられ崩壊します。
当たり前にできることにメンタルは振り回されません。
技術を磨くことがメンタル崩壊を防ぐ理由
思うようにトレードが出来なかったり、損失を出してしまった場合の考え方は、
メンタルが弱い ⇨ 思うようなトレードが出来ない、損失を出す
ではなく、
技術が足りない ⇨ 思うようなトレードが出来ない、損失を出す
と考えられませんか?
「メンタルが弱い」というのは技術が足りない事の言い訳だと思います。
つまり、技術があればメンタル崩壊はしないのです。
厳しい言い方で反感を買いそうですが、納得してもらえるかと思います。
メンタル崩壊の3つの原因
メンタルが崩壊する際に考えられる原因は以下の2つです。
- 負けられない戦いをしている
- ロットが大きすぎる
- 損益額に振り回される
負けられない戦いをしている
負けられない戦いとは、
- 借金をしてトレードしている
- 自己資金の大半をFXにつぎ込んでいる
場合を言い、損失を極端に嫌がる傾向があります。
つまり、損失を嫌がるが故に損切りができない(損失を受け入れられない)状態となり含み損や損失額にメンタルが不安定になります。
「背水の陣で挑めば人間は本気になり成功する」という話も聞きますが、FXにおいてはかなり危険です。
FXは余剰資金でやりましょう
ロットが大きすぎる
稼ぎたいがためにロットが大きなってしまう気持ちはわからなくはないです。
一気に稼ぎたくてロット大きくしたことあります…
ロットが大きいという事は、利益が大きい反面損失も大きくなります。
一回のトレードで資産を失う可能性もあります。
このようなトレードをしているとメンタルに大きな負担がかかります。
その結果、メンタル崩壊につながってしまいます。
自分の資金に合った適切なロットでトレードしましょう。
資金管理についてはこちらで解説しています。
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今回はFXで最も重要である「資金管理」について解説しました。資金管理は相場で生き残るには必須のスキルとなりますのでこの記事を読んでいただき身に付けてください。本記事では一般的な資金管理方法である2%ルールのほかそれに付随する6%ルール、私独自の資金管理方法を記載しました。FX初心者の方、資金管理でお悩みの方は必見です。
損益額に振り回される
ロットが大きすぎる問題とは別で、損益額に慣れていない場合があるとメンタル崩壊につながります。
損益額が1万円に対する感じ方は人それぞれです。
例えば、
トレードが順調で、いつしか口座残高が1000万円になっていました。
1回のトレードでの許容損失額を資金の2%とした場合、1000万円の2%だと20万円になります。
20万円という金額は大卒初任給くらいの金額です。
当然FXは損切りをしなければいけない場合もあるので、損切りをすると1回のトレードで20万円がなくなります。
口座の資金量から見たら2%ですが、私生活をする上で20万円は大金です。
1回でこの金額を失うことに慣れていないと、メンタルが崩壊する可能性があります。
一か月働いて稼ぐ金額を失うのはつらいです
この解決策は「慣れ」しかないと思います
大きく稼ぎたいけど、気を付けないといけないんですね
適度に出金し、地道にトレードをして金額に慣れていきましょう。
そもそもメンタルは鍛えられる?
メンタルは鍛えられるものではないと思っています。
トレード技術が備わり自信を持ってトレードができ、相場での経験を得れば自然とメンタルは安定すると考えています。
メンタルは「慣れる」ものだと思います。
それが鍛えられたと同じ事と言われればそうですが……
例えば、学生時代を思い出してみてください。
大勢の人の前に立って話ときは緊張していた方が多いと思います。
それは大勢の前で話す技術や経験が無かったりするためです。
うまく話をできる技術を持っていて、毎日のように話す経験をしていれば緊張することはなくなると思います。
FXでもトレード技術に自信があって、経験を多く積んでいればメンタルが崩壊することはないと思います。
どうしたらトレード技術に自信が持てるのか?
これは人それぞれだとは思いますが、
- 手法の精度
- 資金管理
- 経験量
- チャート検証
に応じて自信はついていくのではないかと考えています。
では順番に見ていきます。
手法の精度
トレーダーごとに手法はあると思います。
例えば、勝率が70%あるなら負けるときはあっても最終的にはプラスで終えれるはずです。
手法の精度、自らのトレード手法を信じ込めるのかは大切なんですね
資金管理
資金管理は手法に組み込まれているものと考えていますが、あえてここではトレード外でのことについて解説します。
資金管理として定期的な出金や他の収入源があることでメンタルは安定します。
本業で収入があるからメンタルが不安定になることなく、自信をもってトレードが出来るというものです。
専業トレーダーが大変だと言われている部分ですね
経験量
チャートはランダムウォークと言われ、自分の思うようには動いてくれません。
自分の思惑とチャートの値動きが違った場合、こういう場合はこのように対応する等の臨機応変な対応は経験量も必要になってきます。
経験が多くあることでいろんな場面に対応できるようになり、それが自信へとつながります。
皆さんがトレードが上手いと思っている方も、今ではサクッと簡単そうに利益を上げているように見えますが、過去には一日中チャートを見ていたなんてエピソードもあるはずです。
たとえ損失を出したとしても経験が豊富であればその損失も「想定内」としてメンタルを揺さぶられることはないでしょう。
想定外を想定内にってやつですね
チャート検証
リアルの相場では補えない経験量を補助するためのものです。
リアルの相場で経験を積もうとすると、どうしても長い期間が必要になってしまいますが、それをカバーするのがチャート検証です。
チャート検証は、「手法の精度」に対する自信にもつながります。
チャート検証はやればやるほど経験になり、そしてそれが自信につながると思います。
不安なら自信がつくまでチャート検証します
メンタル崩壊を防ぐ方法として技術を磨くことを冒頭で解説しましたが、トレードに対するメンタルの問題は人それぞれです。
どうしてもメンタルが揺さぶられてしまう人はこちらの記事参考にしてみてください。
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まとめ
メンタル崩壊を防ぐたった一つの方法は技術を磨く
「メンタルが弱い」は言い訳
メンタルは鍛えられない
実践と検証で自信をつける
今回は、「メンタル崩壊を防ぐ方法」について解説しました。
メンタルは人それぞれ感じ方があります。
自分に合ったメンタル管理の方法は自分で見つけるしかありません。
この記事を読んで自身のトレードの参考にしていただければ幸いです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。